もともと自分のお愉しみに過ぎなかったもの、
恐れ多くも何がきっかけで世に出そうと考えたのか。
ちょっと振り返っておこうと思います。
まず、仕事・恋愛・家庭の事情の狭間で体調を崩したこと。
これがなかったら相変わらずお愉しみで終わっていたことでしょう。
仕事の鬼、初めてのおつかいならぬ「初めての療養」(笑)。
たっぷり時間ができたけど何をしたらいいのやら。
気分転換に何か作ろうか…と作業を始めたのがきっかけです。
そして当然、仕事を休むということは大幅に収入減。
趣味と実益を兼ねて、くらいの気持ちでオークションに出品すると、
それまでと比にならないほどの数が落札されました。
作ること自体も楽しくて大量生産(?)です。
気に入ってくれる人がこんなにいるんだ、と感じた出来事でした。
ちょうどこの頃、ひとりの女性と親しくなります。
「東京に行くことになったのでお茶でもしませんか?」
関西在住でメールだけのおつき合いが、突然リアルでお会いすることに。
最終的には、一緒に何かしましょうよとお誘いをいただいたのです^^。
その日は初対面とは思えないほどいろいろな話をして、
なぜかそれ以降、働き方や生き方について考えた私。
なにか彼女からヒントをもらったんだと思います。
彼女が地元に戻った後、いろいろメールでやり取りするうち。
世に出さなければ。
なんとなくそんなことが頭に浮かんで、さっそく営業開始。
楽観的なダメモト精神のみで起こした行動でしたが、
「現物を見せていただけませんか?」という奇特な方が現れました。
有り難いお返事をくださったのは「asome・遊女」のKさん。
記念すべき初の商談、現物も気に入っていただけて商談成立。
ちょっと粋筋でオトナな品揃えの花水木さんですから、
願ったり叶ったり、大満足のウェブデビュー決定です。
このご縁がなかったら始めようと思わなかったかもしれませんね。
興味を持っていただいたこと、本当に感謝しなければ。
撮影サンプル作成など忙しなく進める中、またお返事が一件。
「Dry Bones」の代表・T氏からでした。
展示会で本社に行くので、とタイミングよく即商談となりました。
オーダーを出すという行為は勝負ゴトに近い。
自分がしてきた仕事からもよく理解できます。
モノに対するこだわり並ならぬT氏からの大量発注は、
やっていけるかも、という大きな自信につながりました。
商売の世界は厳しいものです。
丁寧なお断りや、お返事すらいただけない門前払い、
残念だなーと思うことももちろん度々ありました。
でも2つも善いご縁がいただけた。
この御時世、スタートとしては十分すぎる結果です。
これには自分を内観した本当に長い長い時間と、
書ききれないくらいの色んなことや人が関わっていて、
動け、動けと何かに引っぱられているような心持ちでした。
昔から、うまく行くときは「次々と出目が揃う感じ」がある。
その感覚を持ち続けたくて名前を決めたのかもしれないな。
竹蔵龍は会社名でもブランド名でもないけれど、
はじまりまでのすべてが詰まった言葉になりました。
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